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小さな文字や細かい作業
スマートフォン、読書、手芸など、文字や対象の大きさと作業距離をお伝えください。必要に応じて眼鏡を使うことへの考えも伺います。
白内障手術・緑内障手術のご案内
MULTIFOCAL & EDOF IOL
遠く、画面、手元をどう見たいか。
目に合う設計と見え方の限界を確認し、
納得できる手術計画を考えます。
多焦点・焦点深度拡張レンズでは、製品名の違いだけでなく、日常のどこで眼鏡を減らしたいか、夜の光をどう感じるか、目の状態が適しているかを確認します。当院で扱う4製品と、説明の際に大切にしている点をご紹介します。
急な見えにくさや強い痛みなどがあるときは、通常のWEB予約を待たず受診が必要です。
急な症状の受診について01 多焦点・焦点深度拡張型とは
多焦点眼内レンズは、遠く・中間・近くなど複数の距離への対応を目指すレンズです。焦点深度拡張型(EDOF)は、はっきり見やすい距離の幅を広げる設計です。当院では両方のタイプを扱っています。
いずれも、若い頃の水晶体のように目の力でピントを自在に動かすものではありません。設計によって得意とする距離や光の感じ方が異なり、同じ製品でも目の状態や生活環境によって見え方は変わります。
眼鏡を使う回数を減らせる可能性がありますが、細かい文字、長時間の読書、暗い場所での作業などに眼鏡が必要な場合があります。眼鏡を一切使わないことを前提にせず、どの場面を重視するかを共有します。

02 暮らしの中で大切にしたい見え方
製品名から考える前に、仕事・趣味・移動の中で何を見たいかを整理すると、目指す見え方を共有しやすくなります。普段の眼鏡や、実際に見る物の距離も参考になります。
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スマートフォン、読書、手芸など、文字や対象の大きさと作業距離をお伝えください。必要に応じて眼鏡を使うことへの考えも伺います。
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画面と資料を行き来する、少し離れた相手の顔を見るなど、日中に長く使う距離を確認します。
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夜の運転頻度、対向車のライト、暗い場所での作業があるかを伺います。光のにじみや見分けやすさへの影響を踏まえて検討します。
03 当院で使用するレンズ
当院で扱う4製品の光学設計をご紹介します。検査結果と希望する見え方から医師がレンズを検討し、それぞれの特徴をご説明します。
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遠方・中間・近方に対応する3焦点レンズです。手元まで眼鏡を使う場面を減らすことが期待されますが、細かい文字では眼鏡が必要な場合があります。夜間のハロー・グレアなども確認します。
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光の通り方を整える、非回折型の焦点深度拡張レンズです。遠方から中間距離の見え方を重視した設計で、近くの細かい作業には眼鏡を使う場合があります。光の違和感が必ずないという意味ではありません。
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遠方から近方までの幅広い距離への対応を目指したレンズです。中間の作業や手元の見え方と、暗い場所での光の感じ方を合わせて検討します。すべての場面で眼鏡が不要になるとは限りません。
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非回折型の焦点深度拡張レンズです。遠方から中間距離を中心に見やすい幅を広げる設計です。近くの小さな文字には眼鏡が必要な場合があり、実際の見え方には個人差があります。
乱視用レンズの適応は、別に検査して判断します。見え方は設計上の目安で、実際の視力や眼鏡が必要になる場面には個人差があります。
04 適応と術前検査
多焦点・焦点深度拡張レンズの見え方を考えるには、白内障の濁りだけでなく、角膜、目の表面、網膜・黄斑、視神経を調べる必要があります。乱視や目の乾燥、他の病気が残ると、期待する見え方を得にくい場合があります。
緑内障や黄斑の病気がある場合は、障害の程度やコントラストの見分けやすさなどを慎重に検討します。単焦点レンズが適する場合もあり、病名や年齢だけで一律に判断はしません。
レーシックなど角膜の手術歴がある方、強い近視のある方は、度数計算や術後の見え方について追加の検討が必要なことがあります。以前の手術資料があればお持ちください。

05 見え方の注意点
夜の光の周囲に輪が見えるハロー、光が広がってまぶしく見えるグレアなどが起こる場合があります。程度はレンズの設計や目の状態によって異なり、非回折型でも生じることがあります。
暗い場所や、背景との明暗差が小さい物は、昼間の視力表の見え方とは違って感じることがあります。眼鏡を減らせることと、すべての環境で見分けやすくなることは別です。夜間運転が多い方などは、特に生活への影響を確認します。
新しい見え方に慣れるまでの経過にも個人差があります。時間とともに気になりにくくなる場合もありますが、慣れだけで解消しないこともあります。気になる症状を我慢せず、診察でお伝えください。
06 眼内レンズの追加費用
当院では、下記のレンズを選定療養として使用しています。手術などの保険診療の自己負担に加え、多焦点・焦点深度拡張レンズに関する追加費用がかかります。以下は片眼・税込の追加費用です。
表は左右にスクロールしてご覧いただけます。
| レンズ | 通常タイプ | 乱視用 |
|---|---|---|
| クラレオン パンオプティクス | 310,000円 | 365,000円 |
| クラレオン ビビティ | 310,000円 | 365,000円 |
| テクニス オデッセイ | 350,000円 | 385,000円 |
| テクニス ピュアシー | 350,000円 | 385,000円 |
すべて片眼・税込。保険診療の手術・検査・薬剤などの自己負担は別です。選定療養の追加費用は高額療養費制度の対象外です。総額は負担割合と治療内容により異なります。
07 手術後の見え方
術後は傷口、炎症、眼圧、眼内レンズの状態などを確認します。点眼と通院を続け、見え方が落ち着いてから、必要な眼鏡や生活での工夫を相談します。
見えにくさが残る場合は、度数や乱視、目の表面、網膜なども調べます。時間がたってからかすみが出た場合は、レンズを支える膜が濁る後発白内障なども考えます。原因を確認してから対応を検討し、レンズの交換だけで解決すると考えません。
白内障手術そのものには感染、炎症、眼圧の変化、網膜の病気、レンズの位置の問題などのリスクがあります。急な視力低下や強い痛み、急に増える黒い点・視野の影があれば、慣れるのを待たずご連絡ください。
08 治療計画のご相談
診察では、眼鏡を減らしたい場面、眼鏡を使ってもよい場面、夜間の活動、仕事や趣味を伺います。検査から適応を確認し、医師がレンズと度数を検討してご説明します。
単焦点レンズという選択肢も含め、期待できること、見え方の限界、費用を確認します。内容を理解し、納得したうえで治療を受けていただくことを大切にしています。
手術中の目の状態によっては、予定したレンズを安全に入れられず、計画の変更が必要になる場合があります。そうした可能性も含めて術前にご説明します。
当院へお電話ください。
連絡先06-6930-7714夜間・休診日に急な症状がある場合は、次の診療日を待たず、眼科救急に対応する医療機関を受診してください。
多焦点と焦点深度拡張では設計が異なります。眼鏡を減らしたい場面と、光のにじみや近見眼鏡の可能性を合わせて考えます。
医師が検査結果からレンズを検討し、効果・限界と選定療養の追加費用をご説明します。
受診・ご予約のご案内
これから白内障手術を検討する方は一般診療でご予約ください。目の状態を調べ、眼鏡を使う可能性や単焦点の選択肢も含めてご説明します。
アクセス・診療時間を見るQUESTIONS & ANSWERS
眼鏡を使う場面を減らせる可能性がありますが、なくなるとは限りません。小さな文字、長時間の読書、暗い場所などでは眼鏡が必要な場合があります。
EDOFは、はっきり見やすい距離の幅を広げる焦点深度拡張型です。複数の距離に対応する多焦点とは光学設計が異なります。当院では設計の特徴と実際の生活を合わせて検討します。
光のにじみや暗い場所の見分けやすさが仕事や生活に与える影響を慎重に確認します。夜間運転が多いことを術前にお伝えください。目の状態によっては単焦点が適する場合もあります。
視野や視神経の障害、病状の安定性、他の検査結果から個別に判断します。見え方への影響を考え、単焦点レンズが適する場合があります。
表は片眼・税込の選定療養の追加費用です。手術・検査・薬剤などの保険診療の自己負担は別にかかります。総額は手術計画と負担割合などに応じて確認します。
生活で重視したい見え方を伺い、検査結果から医師がレンズと度数を検討します。効果・限界・費用をご説明し、納得していただいたうえで手術を計画します。
我慢する必要はありません。慣れ以外にも度数・乱視・目の表面・眼内の状態などが関わります。続く症状は診察で確認し、急な視力低下や強い痛みなどは次回を待たずご連絡ください。